迷っている段階なら、まずベーシックを基準に考えて大丈夫です。
スタンダードは「何となく余裕がありそうだから」ではなく、9~10サイトを運用したい、より多くのCPU・メモリが必要、.co.jpなどを永久無料特典の対象にしたい、といった明確な理由がある場合に選ぶのが合理的です。
ベーシック向き
- 最大8サイトで足りる
- 500GB・vCPU 8コア・メモリ12GBで足りる見込み
- .comや.jpなどの無料ドメインで足りる
- 必要になったら後からスタンダードへ変更したい
スタンダード向き
- 9~10サイトまで運用したい
- より多くのCPU・メモリを確保したい
- .co.jpなどを永久無料特典で使いたい
- 手動バックアップをより多く残したい
ベーシックからスタンダードへは後から変更できます。
共有サーバー同士のプラン変更では、作成済みWordPressサイトを自分で移動する必要もありません。一方、上位プランから下位プランへの変更には対応していません。
ベーシックとスタンダードの違い
両プランとも共有サーバーで、初期費用は0円です。SLAによる月間稼働率99.99%以上の保証、14日間の無料お試し、自動バックアップ、遠隔地バックアップなども両方で利用できます。
そのため、スタンダードへ追加料金を払うかどうかは、主にリソース・サイト数・手動バックアップ数・無料ドメインの種類で判断します。
| 比較 | ベーシック | スタンダード |
|---|---|---|
| 36か月契約の通常月額 | 2,574円 | 5,148円 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| ディスク容量 | 500GB | 700GB |
| vCPU | 8コア | 10コア |
| メモリ | 12GB | 16GB |
| 作成可能サイト数 | 最大8サイト | 最大10サイト |
| 手動バックアップ | 3個・30日 | 5個・30日 |
| .co.jp等の永久無料特典 | 対象外 | 対象 |
期間限定キャンペーン価格は判断基準に含めていません。申込時は公式サイトで最新料金・条件を確認してください。
料金差は大きいので「将来使うかも」だけでスタンダードを選ばない
36か月契約の通常料金では、ベーシックが月額換算2,574円、スタンダードが5,148円です。
現在の通常料金では、スタンダードはベーシックの2倍です。
一方で、容量は500GBから700GB、vCPUは8コアから10コア、メモリは12GBから16GB、サイト数は最大8から最大10へ増えます。
料金は2倍になりますが、すべての仕様が2倍になるわけではありません。
「将来アクセスが増えるかもしれない」「何となく上位の方が安心」という理由だけなら、最初からスタンダードを選ぶ必要性は高くありません。
現在の用途がベーシックの範囲に収まるなら、まずベーシックで始め、実際の利用状況を見てから上げる方が無駄な固定費を抑えられます。
スタンダードへ追加料金を払う価値がある4つの条件
1.9~10サイトを1契約で運用したい
ベーシックで作成できるWordPressサイトは最大8サイト、スタンダードは最大10サイトです。
9~10サイトを1契約で運用する必要があるなら、スタンダードを選ぶ明確な理由になります。
反対に1~8サイトで足りるなら、サイト数だけを理由にスタンダードへ上げる必要はありません。11サイト以上必要ならスタンダードでも上限を超えるため、別契約や上位プランを含めて検討します。
2.CPU・メモリに余裕が必要
ベーシックはvCPU 8コア・メモリ12GB、スタンダードはvCPU 10コア・メモリ16GBです。
XServer for WordPressでは、WordPressサイトごとにCPU・メモリ・ディスク容量を設定できます。
複数サイトへリソースを配分したい場合や、現在の利用状況からベーシックでは余裕が少ないと判断できる場合はスタンダードが候補です。
3..co.jpなどを永久無料特典で使いたい
両プランとも独自ドメイン永久無料特典がありますが、選択できるドメインの種類が異なります。
ベーシックでは.com、.net、.org、.info、.biz、.xyz、.link、.click、.blog、.online、.site、.jpが対象です。
スタンダードでは、それらに加えて.co.jp、.or.jp、.ne.jp、.gr.jpも対象になります。
.co.jpを使うためにスタンダードが必須という意味ではありません。
取得済み・別途取得した.co.jpをベーシックのWordPressサイトで利用することはできます。違いは、.co.jpを「独自ドメイン永久無料特典」の対象にできるかどうかです。
.co.jpを無料特典で維持したい法人にはスタンダードの価値がありますが、それだけで料金差に見合うかは、ほかの違いも含めて判断した方がよいです。
4.手動バックアップを3個より多く残したい
自動バックアップとは別に、任意のタイミングで作成できる手動バックアップは、ベーシックが3個、スタンダードが5個です。保存期間はいずれも30日です。
テーマやプラグインの変更前などに複数の復元地点を残して運用したい場合には、スタンダードの方が余裕があります。
スタンダードにしても変わらない部分もある
上位プランだから、すべての機能や安心面が強化されるわけではありません。
両方で利用できる主なもの
- 月間稼働率99.99%以上のSLA
- 14日間の無料お試し
- 過去14日分の自動バックアップ
- 遠隔地バックアップ
- WordPressリカバリー
- ステージング環境
- WordPressテーマ「Xwrite」無料特典
スタンダードでも変わらない点
- どちらも共有サーバー
- IPアドレス専有ではない
- WordPress専門家サポートはどちらも個別見積
- メールアカウントはどちらも作成不可
「SLAが欲しい」「Xwriteを使いたい」「ステージングを使いたい」「WordPressの復旧に備えたい」という理由なら、ベーシックでも利用できます。
これらを目的にスタンダードへ上げる必要はありません。
迷ったらベーシックから始められる
XServer for WordPressは上位プランへの変更に対応しています。
ベーシックからスタンダードへ変更する場合、作成済みWordPressサイトを利用者自身で別サーバーへ移動する必要はありません。手続き後はディスク容量などが上位プランの内容へ変更されます。
本契約後に変更する場合は、変更後の翌日から契約期限日までの差額料金を支払います。
一方で、スタンダードからベーシックへの下位プラン変更には対応していません。迷っている段階で高い方を先に選ぶより、必要になった時点で上げる方が後戻りできない契約を避けられます。
どちらを選んでも合わないケース
独自ドメインのメールアドレスを同じサーバーで作りたい場合は、ベーシックとスタンダードのどちらを選んでも目的を満たせません。
XServer for WordPressではメールアカウントを作成できません。WordPressサイトからメールを送信することはできますが、「info@example.co.jp」のようなメールアカウントをサーバー上に作りたい場合は、通常のエックスサーバーやXServerビジネスなど別サービスを検討する必要があります。
また、ベーシックとスタンダードはどちらも共有サーバーです。他ユーザーの影響を受けにくい専有環境や専用IPアドレスを必要とする場合も、この2プランではなく、プレミアム・エンタープライズなどの仮想専用サーバープランまで比較してください。
最後は4つだけ確認すればよい
最終チェック
-
現在必要なサイト数は8サイト以内?
はい → ベーシック寄り -
500GB・vCPU 8コア・メモリ12GBでは足りない根拠がある?
いいえ → ベーシック寄り -
.co.jpなどを永久無料特典にしたい?
はい → スタンダードを比較 -
9~10サイトまたは手動バックアップ5個が今から必要?
はい → スタンダード寄り
明確な理由がなければベーシック。
9~10サイト・追加リソース・.co.jp等の無料特典・手動バックアップ5個のどれかが必要ならスタンダード。
ベーシックからスタンダードへは後から上げられます。一方で下位プランへは戻せないため、迷っている段階で高い方を先に契約する必要はありません。